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映画レビュー:No.641 セントラル・インテリジェンス

セントラルインテリジェンス
107分 / アメリカ
公開:2016年6月17日(日本公開:2017年11月3日)
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ドウェイン・ジョンソン
ケビン・ハート
エイミー・ライアン
アーロン・ポール







この記事はネタバレを含みます。ご了承ください。




吝嗇家なのでやたらと物持ちが良い。

▼笑いのための脚本とややバランスの悪さを感じる主人公
ドウェイン・ジョンソンのドウェイン・ジョンソン性を有効に活用したコメディ。俳優の住み分けがしっかりしているからこそできる作品だし、メタなネタには笑いと同時に多様性や懐の深さを感じる。
ケビン・ハートのキャラが割と終盤まで本域で怒っていて「コメディ映画なんだから空気を読んでそれなりに順応しろよ」となんだか興が削がれる気持ちになるとこもあるんだけど、彼のそういうネタにマジレスっぷりのほとんどはドウェイン・ジョンソンが何をされても大丈夫!という度を越した肉体的抱擁力で回収してくれる。
ケビン・ハートが画面のノリに順応してバディ感を出してくるところはとても楽しい。でもたまにヒステリック。能動的に関与してくれたほうが面白いことになりそうなので、そこら辺もうちょっと観客の好奇心に応える頭の悪さを期待したかったところ。
本筋のミステリーに関してはわざとわかりにくく作ってある上に結末とかずるくてまあ一言で言えば雑なんだけど、そういう部分に目を瞑れば面白い場面を生み出す脚本として機能していたと思う。ドウェイン・ジョンソンの隠密性能に一切ロジックがつかないのとか油断ならなくて笑えた。

▼ドウェイン・ジョンソンの喜劇俳優としての器のデカさ
少なくともドウェイン・ジョンソンは劇中の一日で気絶級の一撃を後頭部に食らい、指を二本折られ、右の大腿四頭筋を銃で撃ち抜かれているんだけど恐るべきタフネスと回復力でラストには喜々として裸体を披露する。
本当に「彼が大丈夫といえば大丈夫」という理屈でコメディの空気を整えてしまうドウェイン・ジョンソンがずるい。
弾着描写とか運転シーンの撮影とか正直絵が安いんだけど本作に関してはあまり気にならないというか、ハリウッドでもこのくらいの感じで割り切る映画が有るんだなとぬるたさを歓迎してしまった。

中盤にドウェイン・ジョンソンが昔自分をイジメてた人物と会ってコンプレックスを思い出してしまう場面でガラスにデブだった頃の自分の姿を見るって描写があるのだけど、隣のおっさんが大爆笑しててすごく感じが悪かった。

★★★★★☆ / 5.5点

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